クロコダイルの革製品は奥が深い。何故ならブランドショップでは何十万円という価格で売られているのに対して、タイのマーケットでは数千円で買えるものもある。この違いは何か?単に品質なのか?ブランドや広告宣伝費の違いだけなのか?

RIMNAMでクロコダイル事業を本格的に始めてから多くのことを学んでおります。

現在タイ仕入れ業者は沢山ありますがクロコダイルに関しては私たちがNo.1ではないかと勝手に思い込んでいるくらいです。

何故なら単にクロコダイル製品を仕入れて売るにとどまらず、OEMで企画販売する、タイの大手の革工場と提携している、ロイエットでクロコダイルファームと提携するなどクロコダイルを一事業として本格的に活動をしているからです。

今回は私たちが運営しているクロコダイル事業についてご紹介していきたいと思います。

高級クロコのOEM販売


一般的にクロコダイルは高級品です。エルメスのバーキンを筆頭に数百万円で取引されているものがあるくらい、とてつもなく高い価値が付いています。

なぜブランドのクロコダイル製品が高いのか?

もちろん各ブランドによる価格設定や広告宣伝費というのもあります。更に素材選びから全く違うのです。

クロコの革を一枚革として取引をするとよく分かるのですが、一枚一枚 革の腑(クロコの腹の模様)の並びが違います。

均一に並んでいるものもあれば、そうでないもの。大きさだって違います。エルメス程になると数あるクロコの革から特に均一に腑が並んでいる物を選んで仕入れているはず。その分価格は上がります。

革のなめしでも品質が変わる

革のなめしは非常にデリケートなもので、温度管理や時間管理、更に薬品の種類などが影響します。このなめしの作業には現場作業員の責任感がかなり影響します。

一定の時間で夜中であっても鞣しの樽をみながら かき混ぜるわけです。ここで寝ちゃう人やスマホをいじって忘れる人もいる可能性があるわけです。この管理は地味に重要で簡単なものではありません。

薬品の適切な分量というものもあり、このレシピは一般的に公開されているものではなく、各社が独自で研究して最適な柔らかさ、硬さ、風合いのコントロールをしています。

植物なめしの革

一般的なクロコダイルのなめしはクロムなめしでケミカルを使います。その方が早くなめすことが出来るので。しかし私たちが扱っているロイエットのクロコダイル製品はタンニン成分でなめす、植物なめしを採用しています。

これにより革が経年変化を起こるようになり、使えば使うほど光沢が出て革本来の「あじ」がでます。なめしに手間と時間がかかるので価格は高くなってしまいますが、こだわりの一品として会社の経営者さんたちが多く購入していってくれています。

大人のクロコダイル

更にこの植物なめしのクロコダイルレザーを使って、大人の男を演出する為のサイトを作成中です。

カッコいいサイトが出来上がっていますので近日中に公開をさせてもらおうと思っております。

安いクロコダイル

高級なクロコダイル商品が存在する一方で、かなり安価な製品があるのも事実です。チャトゥチャックマーケットなどではラウンドジップの財布がTHB 2,500-3,000程で取引をされています。

なぜこんなに安いのか?

現在のクロコダイルマーケット


市場には需要と供給のバランスがあり、現在タイでは供給側が多くあり、クロコダイルの革が余っている状態です。

ワニがポコポコ生まれちゃって、クロコダイルファームではとにかくワニが多いんですよ。

革にもグレードがある


一枚革で取引をしていると分かるのですが、A+, A, B+,B, C+,Cという6段階くらいで(問屋による)革のグレードが分けて取引されています。
別の記事でも書いたように密集飼いされているものもあれば、お一人様の部屋で飼われているワニもいます。

更に上述もしていますが革のなめしの技術でもグレードが変わってきます。

Aグレードは勝手に売れていく

クロコダイルは高級品だと上述しておりますが、クロコダイル製品自体は人気がありブランドなどがこのAグレードをどんどん買っていきます。なのでクロコダイルファームとかでもAグレードは放っておいても売れていくのです。

Cグレードが市場に流れている

多くのクロコダイルファームや革のなめし業者が抱える問題はこのCグレードです。密集飼いで革に傷があるものや鞣しが上手くいかなかったものの在庫がありますので、これを売り捌けない業者は廃業をしていっているとのこと。

なので実際に私もチャトゥチャックマーケットで安いクロコ製品を見て「あ、完全にCグレードだな」と分かります。

一枚の革から取れるだけ取る

クロコダイルの革製品は歩留まりが命です。一枚から出来るだけ多くの製品を作るのが製品単価を下げる要因になりますので、安く売られている財布などを見るとセンター取りではありません。

大きな一枚のワニの腹革を使い左右で6枚くらい取っています。なので腑が大きいのが特徴です。

一方で高級なクロコ財布の場合は1匹で1枚しかとれないような小さなワニ革を使います。そのセンター取りをしますので、歩留まりが非常に悪いのでどうしても価格が高くなってしまいます。

一般人はこの事実を知らない


私たちクロコダイル業者は知っている事実ですが、一般的にクロコ商品をこだわって買う人以外はこのような事を知りません。

クロコダイルの財布!ってだけで確かにカッコいいですし、何か大人な感じがします。こういうお客さんには価格勝負でいけます。

ライバルに差をつけるなら


実際にクロコダイル商品の目利きをしてお客さんに価値をしっかりと伝えること。価格が安いというのは商売をする上で確かに有利な事なのですが、安さだけを求めているお客さん以外の層もしっかりといますので。

価値をしっかりとお客に伝えて少しでも高く、利益をとって事業を安定させるというもの起業家・ビジネスマン・商売人として重要なのではないでしょうか。

カジュアルクロコ始めます


クロコダイルの市場価格が下がっているのは事実です。もっと気軽にクロコダイル商品を持ってみたいというお客さんもいますので、よりカジュアルな感じでクロコダイル商品を企画・販売していきます。

圧倒的に品質が違う

当記事のはじまりの文章でもお伝えしましたが、私たちはタイで大手の革メーカーと提携をしています。そこではB、Cグレードのクロコ革だけでなく、品質の良い牛革の余り革が沢山あります。

チャトゥチャックマーケットにあるようなクロコダイル商品の内側は大体ナイロンを使っています。ペラペラでチープな感じが隠せません。

しかし私たちのカジュアルクロコでは品質にもこだわっていますので、内側は牛の本革を使用しますし、日本で人気のあるデザインを採用します。

マーケットより有利な価格でご提供

マーケットに売られているようなラウンドジップの財布がTHB3,000としたら、私たちは日本での販売価格でTHB2,500 〜 THB2,800(仕様による)でご提供する事が可能です。

もちろんCITESを使って合法的に送るだけでなく、原産地証明を使って関税をゼロにして日本に輸入をします。

飯野飯野

物流のプロですので。

まとめ

クロコダイル製品は奥が深い。この記事を読んで下さった あなたも少しはそのように思って頂けたのではないでしょうか。
高級路線からカジュアルなものまで幅広い層にクロコダイルの魅力をお届けすることが出来るのです。

高級クロコの紹介サイトやカジュアルクロコの紹介ページは追ってご案内をさせて頂きます。
私たちも本格的に事業化をしておりますので、クロコダイルのお取引について積極的にお問い合わせを頂ければと思います。